兵庫県立篠山東雲高校の校舎玄関に、ハロウィーンをイメージした装飾がお目見えした。同校1年生が栽培した約20個のカボチャに色付きのガムテープを貼り、思い思いに顔を表現。個性あふれる農業高校らしく、ハロウィーンムードを演出している。11月上旬まで。
同校の玄関では、季節に応じた装飾がされている。
1年生は、総合実習の授業の一環で、同校の畑でカボチャを栽培。4月に種をまき、5月に苗を定植。以来、1週間に1度は追肥や除草を行い、7―8月にかけて収穫した。
巨大な実を付ける品種「アトランティックジャイアント」は、最も大きいもので、重さ42㌔。生徒の1人は「収穫した瞬間、『でかいな。外国のやつや』と思った」と笑う。
バターナッツのほか、とげとげしい見た目が特徴の果物「キワーノ」も並べた。
中心となって装飾を手掛けた生徒たちは「顔に個性があふれている。ハロウィーンの雰囲気を感じてほしい」と笑顔だった。