兵庫県丹波篠山市立かやのみ幼稚園の年長、年少組の園児27人が11日、通園区域内で、紅葉の名所として知られる洞光寺(同市東本荘)を訪れた。銀杏の匂いがほのかに漂う本堂周囲で、モミジやイチョウの葉を夢中に拾い集めたり、弁当を食べたりして、紅葉狩りを楽しんだ。
南北朝時代の1374年に創建されたと伝わる曹洞宗の古刹。多数あるモミジの老木は、日当たりの加減によって色づき方が違うという。イチョウとともに赤、黄、緑の3色の美しいコントラストが楽しめる。
年長組の女の子は「モミジもイチョウもきれい」と話し、年少組の女の子は「拾ったモミジは花束にして持って帰る」とはにかんでいた。
同寺によると、紅葉は今月下旬までは見られそう。