紅葉シーズンも終わり、本格的な冬に突入しようとしている兵庫県丹波篠山市。市内各地にはよく熟れた柿が取り残され、秋の名残のような景色を作り出している。
日本人にとって身近な果物で、市内でも畑や家の庭など各地に植えられている柿。鈴なりに実をつけた木は、オレンジ色の花が満開になったかのようだ。
農村ならではの美しい景観にも思えるが、取り残された柿はサルなどを里に引き込み、獣害の要因にもなるため注意が必要。市内では都市住民と共に放置柿を収穫するイベントや、放置柿を活用したレシピの考案なども行われている。