兵庫医科大学ささやま医療センターとささやま老人保健施設(共に兵庫県丹波篠山市黒岡)の玄関に、手作りの門松がお目見えした。「入院している人にも正月気分を味わってほしい」と、同センターを拠点に活動する地域医療支援グループ「ささゆり」が設置した。1月10日ごろまで飾る。
同グループ代表の松本正義さん(81)と、メンバーの古川竹司さん(74)が一対ずつ作った。
高さは、同センターに置かれた門松が約2メートルで、同施設の門松は1・5メートルほど。直径約10センチのマダケを中心に据え、松、梅、ハボタン、ナンテン、クマザサを装飾した。
松本さんは「患者さんから、『丹波篠山で一番立派な門松』と言ってもらえたときはうれしかった」と顔をほころばせた。