曇天の兵庫県丹波篠山市内を歩いていると、一瞬の晴れ間、帰化植物の「セイタカアワダチソウ」にスズメが舞い降りた。
スズメの重みで茎がボヨーン、ボヨーンと揺れる。名前の通り、フワフワとした白い泡にも見える綿毛に降り立った姿は、まるで雲に乗っているかのようだ。
寒さに対応するため、ふっくらと膨らんだスズメの体と白い綿毛が、冬らしい光景を演出している。
24日から大寒波がやってくる。人はもちろん、動物たちもなんとか寒さをしのいでもらいたい。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)