任期満了に伴う兵庫県丹波篠山市長選が12日、告示され、無所属現職の酒井隆明氏(68)=自民、立民、維新、公明、国民推薦=のみが立候補を届け出、無投票で当選を決めた。酒井市長は次が5期目となる。
同日に告示された市議補選(欠員5)は、共産党新人の山田潔氏(74)、いずれも無所属新人の斉藤泰博氏(73)、荒木礼子氏(52)、堀毛宏章氏(70)、萩原正人氏(44)―の5人が立候補し、こちらも無投票となった。
無投票は市長選が前回に続いて2度目、市議補選は市政発足後、初めて。
欠員に伴う市議補選は、昨年までに国政への出馬や市教育長への転身、自己都合などで3人が辞職したことに加え、今年に入って1人が県議選出馬を目指して辞職。また現職1人が死去し、異例の欠員5となっていた。