兵庫県丹波篠山市は15日、雪が舞い、銀世界が広がっている。寒さに震えながら野辺を歩くと、雪に覆われた田んぼに何やら丸いシルエット。レンズを向けた先にいたのは、野鳥の「ヒバリ」だ。
全長約17センチ。せわしない鳴き声を上げながら、上空に舞い上がり、野原に春を告げる鳥として知られる。卒園式の定番ソングにも、「ヒバリ鳴いたら一年生」と登場する。
市内でも一部で鳴き声が聞こえ始めていたが、ここ数日の寒波で冬に逆戻り。スズメなどと同様、体を膨らませて「モフモフ」になったヒバリは、寒さに耐えながらじっと出番を待っているようだ。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)