春が来た! 野鳥「ホオジロ」が美しいさえずり 季節の移り変わり伝え

2023.02.28
自然

枯れた草の上に乗り、美しいさえずりを響かせるホオジロ。春の訪れを告げているかのよう=2023年2月27日午前8時49分、兵庫県丹波篠山市内で

最高気温が10度を超えるようになり、春の訪れを感じさせる陽気となっている兵庫県丹波篠山市。野辺を歩くと、どこからともなく澄んださえずりが聞こえてきた。野鳥「ホオジロ」だ。

全長約17センチ。全体的に褐色だが、顔は黒と白で、名の通り頬が白い。複雑かつ美しいさえずりは、人間の言葉に当てはめる「聞きなし」で、「一筆啓上仕り候」「札幌ラーメン、みそラーメン」などと表現されることもある。

枯れた草の上に乗り、高らかに「春が来た」と告げているかのようなホオジロ。気温だけでなく、生き物たちが季節の移り変わりを伝えてくれている。

【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)

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