21日は「春分の日」。二十四節気の一つで、暖かくなり、草木が芽吹き始めるころとされる。また、自然をたたえ、生物をいつくしむ日として祝日になっている。
連日、春を感じさせる陽気に包まれる中、兵庫県丹波篠山市では早咲きの寒桜がほぼ満開に。美しい花には野鳥たちが群がってせわしなく蜜を吸い、くちばしを花粉で黄色に染めながら春の味を楽しんでいる。
“甘党”で知られ、全長約11センチと小さなメジロたちは、体が大きく、騒がしく鳴くヒヨドリが去ったタイミングでこっそり飛来し、待ちわびた旬の味覚を満喫。桜のかわいらしいピンク色とメジロの鮮やかな黄緑色が、これぞ春といった景色を作り出している。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)