球春到来―。兵庫県丹波篠山市の少年野球の今季開幕戦となる「第41回丹波篠山市少年野球春季大会」(同市少年野球連絡協議会主催)が、同市の四季の森運動公園で行われた。新6年生以下でつくる全5チーム約80人の選手が開会式に臨み、元気に行進。試合では、仲間や保護者らの声援を受け、熱戦を繰り広げていた。
開会式で、今季から会長を務める中川敬市新会長が「元気よくプレーできる環境を整えること。野球を通じてあいさつや、仲間と協力して目標に向かって頑張ることを学ぶ環境を整えること。第2、第3の中森俊介選手のようなプロ選手を輩出すること。少子化の中で野球振興のために今後の道筋をつけることを目標にしたい」とあいさつした。
選手宣誓では、味間少年野球団の小前侑久主将が「大好きな仲間と大好きな野球ができることに感謝し、今までの練習の成果が発揮できるよう、一球一球に気持ちを込めて全力でプレーすることを誓います」と元気良く宣誓した。