兵庫県丹波市内の全小中学校で21日、終業式があった。児童、生徒たちは、1学期の頑張りが込められた通知表を受け取った。37日間の夏休みに心躍らせながら、規則正しい毎日を送ることを約束した。
黒井小学校(180人)では体育館の暑さを考慮し、各学年の教室にビデオ会議アプリをつなぐオンライン形式で行った。谷口千尋校長は「お家の人やアフターの先生、地域の人に対し、担任の先生と同じように丁寧に接して。元気に、安全に過ごして」と伝えた。担当教諭は、タブレットの使い方や生活習慣などについて注意を呼びかけた。
1年生22人は、「プールで泳げるようになった」「逆上がりができるようになった」などと、1学期に頑張ったことを全員で振り返った後、通知表「あゆみ」を初めて受け取った。
1年生の児童は「給食をいっぱい食べることと鍵盤ハーモニカを頑張った」とはにかんだ。1年生の別の児童は「家族でベトナムに遊びに行くのが楽しみ。お父さんに怒られないように10時までにはベッドに入る」と話していた。