兵庫県丹波市の子どもたちにとっては夏休み初日となった22日早朝、朝のラジオ体操が始まった。児童のほか、保護者や地域住民も参加し、照り付ける太陽の下、元気に夏休みをスタートさせた。
春日部小学校運動場では近くの多利自治会がラジオ体操会を開催。ラジオの生放送に合わせ、午前6時半から体操した。未就学児から後期高齢者まで約50人が参加。音声に合わせ、ラジオ体操第1に続き、第2まで行い、しっかり体を動かし、出席カードにはんこをもらった。
前に並び手本を見せた6年生はラジオ持参係でもあり、責任重大。「毎日参加できたらいいな」「寝坊しないように気を付けたい」と話していた。
主催した高見克彦自治会長(67)は「新型コロナの間は、隣保で少人数で体操をしていた。少しでもにぎやかさを取り戻せたら」と笑顔だった。