「ソシエダ」が子ども指導 久保選手所属のスペインクラブ 技術や考えたたき込む

2023.08.26
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子どもたちにトラップの基礎技術を指導するソシエダの指導者=2023年8月18日午前11時5分、京都府福知山市上天津で

サッカー日本代表の久保建英選手が所属するスペインの名門クラブ「レアル・ソシエダ」の指導者が子どもたちに指導する「レアルソシエダキャンプジャパン」が18、19の両日、廃校舎を活用した京都府福知山市の複合型スポーツ施設「S―LAB(エスラボ)」であった。関西から参加した高校2年―小学2年生の43人に、基礎技術やボールを保持するチームの考え方をたたき込んだ。

ソシエダがしのぎを削るスペインリーグ「ラ・リーガ」とパートナーシップ契約を結び、サッカーに励む子どもの育成事業を手がける株式会社「ワカタケ」の主催。京都、千葉、滋賀の全国3カ所で行われた。

初日のボール回しでは、広いエリアで余裕を持ってプレーできるよう、指導者が「フィールドを広く使って」と口酸っぱく伝えた。子どもたちは、ボールを持ち続けることで試合を支配できるパスサッカーの真髄を学んだ。

同市立成仁小学校3年の田畑善二郎さんは「ボールを回すために人を見ることが大事だと思った」と話した。

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