先輩方、未来の児童たち、元気ですか―。兵庫県丹波篠山市立西紀小学校で16日、創立150周年を記念した人文字と風船飛ばしが行われた。記念事業のテーマを「おーい元気か⁉」とし、同区ゆかりの人たちに呼びかける気持ちで企画した。
小学校の運動会後、全校生58人と、地域の人たち合わせて約260人がグラウンドに集合。「西」を図案化した校章と、「150th」の文字を描いた。
同市ブランド戦略課職員がドローンで空撮し、参加者らは「おーい元気かー」とドローンに向かって手を振った。
また人文字撮影後は、西紀中地区里づくり振興会が準備した、土に還る素材の風船300個を空に向かって放し、子どもたちは快晴の空に浮かぶ風船に「きれい!」と歓声を上げていた。
同小の安井健二校長は「先輩たちがあってこそ今がある。これからも元気に明るく、生き生きとした子どもたちを育て、後輩たちにつなげたい」と話していた。