兵庫県丹波篠山市立篠山幼稚園で26日、園児たちが同市特産の「丹波栗」の収穫を体験。大粒の栗に目を丸くしながら、全身で「秋」を感じていた。
丹波栗を栽培している保護者の中嶋唯さんがイガのついた栗などを提供。園庭の芝生の上に広げ、園児たちが”収穫”した。
イガに触れてびっくりする園児もいたが、両足を器用に使って実を出していく園児がいると、みんなで真似をして手際よく収穫し、大粒の栗が顔を出すたびに「でっかい!」と歓声を上げた。
数を数えてみると全部で550個もの実が採れたほか、重さを測り、大きいもので31.2グラムもあることがわかるなど、特産を通してさまざまな学びを深めた園児たち。「ゆでてスプーンですくって食べるのがおいしいねん」などと満面の笑みを浮かべていた。