10月1日は、「日本酒の日」―。兵庫県丹波篠山市北新町の大手前南駐車場で30日と10月1日の2日間、地元の日本酒と特産品を味わう初のイベント「丹波篠山 サケフェスティバル」が開かれている。1日は午前10時―午後3時に開催。
地元の鳳鳴酒造と櫻酒造が地酒を出展。日本を代表する酒造り集団「丹波杜氏」のふるさとである丹波篠山で、杜氏の歴史と伝統技術を伝えつつ、地酒と特産を堪能してもらおうと企画した。
訪れた人々は思い思いに酒蔵自慢の銘酒と、地元店などの黒豆や山の芋、肉などの特産品を使った”酒の肴”を味わい、「地酒と地元の食のマリアージュ」を楽しんでいる。
また、丹波杜氏らが酒造りの苦労ややりがいを語ったり、丹波流酒造り唄保存会が酒造り唄を披露するなどし、サケフェスティバルにふさわしいステージを繰り広げている。
鳳鳴酒造の西尾和磨社長は、「皆さんに楽しんで頂けているようでよかった。1日もぜひお越しいただければ」と笑顔で話している。
日本酒の日は、国酒である日本酒を後世に伝えることなどを目的に制定されている。