「丹波篠山黒枝豆」の収穫が本格化する14日から、兵庫県丹波篠山市内各地で「食」をテーマにした祭りが開かれる。14、15の両日に「城東味まつり」、14日は「丹波たんなん味覚まつり」が開かれる。いずれもコロナ禍により4年ぶり。15日は「味覚フェア楽市楽座」が昨年に続き開かれる。14、15日には城下町で「春日神社秋祭り」が行われるため、市内一円で混雑が予定される。
【城東味まつり】
午前10時―午後4時、城東公民館(同市日置)周辺で。同実行委員会主催。黒枝豆や農産物のほか、松茸ごはん、黒豆うどん・そば、栗・黒大豆のポン菓子、丹波篠山牛カレー、猪汁などが販売される。両日午後2時からビンゴゲームを行う。
ステージ演奏は、14日が篠山東中学校(午前10時10分―)、Oto―Toy(11時―)、松岡美穂さん(正午―)、和太鼓ユニット破天鼓(午後1時―)が出演。15日は県多紀`s(10時―)、西田夫佐さん(正午―)、破天鼓(1時―)が出演する。
【丹波たんなん味覚まつり】
午前10時―午後3時、四季の森生涯学習センター(同市網掛)で。同実行委員会、中央公民館の主催。丹南地域を中心とした約20団体が、丹波篠山茶、住山ごぼう、天内芋(里芋)など丹南地域の特産物をはじめ、黒枝豆や栗などの販売と、秋の味覚を使用したグルメが堪能できる多彩な飲食ブースを開く。
屋外ステージでは、吹奏楽団プリマベーラ、キッズチアのピンキーキャッツ、丹南音頭保存会などが出演し、イベントを盛り上げる。また、中学生以下を対象にした「わくわく抽選」を実施。会場内で使える商品券やアトラクション無料参加券が当たる。詳細はホームページ(「第35回丹波たんなん味覚まつり」で検索)。
【味覚フェア楽市楽座】
午前10時半―午後3時半、草山温泉やまもりの湯横(同市遠方)で。同実行委員会の主催。丹波黒枝豆、丹波栗、コシヒカリ、サツマイモなどを販売。午前11時から、名物にしき鍋と茹で枝豆のセット(400円)を限定販売する。西紀北地区各自治会などによる17の飲食テントが並ぶ。
午後零時20分から、丹波篠山牛肉(1万円相当)などが当たる抽選会を行う(空くじなし、200円、200人限定)。ステージでは、篠山神楽社中(午前11時―)、吹奏楽団プリマベーラ(同50分―)、松岡美穂さん(午後1時―)、篠山鼓舞衆うりずん(1時半―)、県多紀`s(2時―)、西紀中学校吹奏楽部(2時50分―)が出演する。