米大リーグ・ロサンゼルスドジャースの大谷翔平選手が国内の全小学校に寄贈したグローブ。兵庫県丹波篠山市内にも届き、各校でお披露目されている。
市立城北畑小学校では始業式でお披露目された後、各学年をグローブが巡回。17日には1年生の教室に登場し、担任から「大谷選手からのプレゼント」と紹介されると「すごい!」「大谷さんから!」と大歓声が上がった。
児童たちはさっそくはめてみたり、記念撮影をしたりし、大谷選手からのメッセージ「野球しようぜ」への返事として、「野球するぜ!」と声を合わせた。
少年野球をしており、「大谷選手を超えること」を目標にしている児童は、「大谷選手からのグローブが来てうれしい。早くキャッチボールがしたい」とはにかんでいた。
荒木美景校長は、「大谷選手に影響を受けて、積極的にあいさつをするようになった子や、好き嫌いをなくそうとがんばっている子もいます」と言い、「グローブを初めて持った子もおり、野球に興味を持つきっかけになったと思う。大谷選手の期待に応えられるよう、頑張ってほしい」と目を細めていた。
今後、休み時間などのキャッチボールで使用していくという。