春らしい陽気に包まれた4日の兵庫県丹波篠山市内。やわらかな光が降り注ぐ中、野鳥「モズ」のつがいがやってきた。繁殖期を迎えたこの時期ならではの光景だ。
全長約20センチ。厳しい冬を乗り越えたモズたちは、春の早い時期につがいとなり、3月ごろから営巣を始めるとされている。
レンズ越しの「新婚さん」は、ひっきりなしに飛んでは止まりを繰り返しており、「愛の巣」を探しているのかのよう。今後、4月ごろまでに卵を産み、新たな命が芽生える。
ふ化したヒナはしばらく集団で生活するとも聞く。いつか親子の姿を見せてほしいが、何よりもたくましく生き抜いていってほしいと願う。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)