兵庫県丹波篠山市内の小学校で9日、入学式が開かれた。ぴかぴかの1年生たちは少し緊張した表情を浮かべながらも、「入学おめでとう」と声を掛けられるたびに、「ありがとうございます」と元気いっぱいの笑顔を浮かべていた。
市内で最も大きい味間小学校では92人が入学。保護者らが見守る中、新入生たちは6年生に手を引かれて体育館に入場し、担任から1人ずつ名前が読み上げられると、「はい」と元気よく返事をしていた。
足立真一郎校長は、「『よ』よく遊び、よく学んで。『い』いのちを大切にしよう。『こ』言葉を大切に使おう」と3つの約束を紹介し、「困ったことがあったら先生やお兄さん、お姉さんに伝えてください。3つの約束を守って、どんどん自分を伸ばしていって」と呼びかけた。
フィナーレは新入生全員で「1年生になったら」を合唱。元気な歌声を響かせながら、笑顔と希望に満ちた小学校生活をスタートさせていた。
今年度、市内全14校の新入生は282人。