「春の山野草」展示 かれんな花々80点並ぶ 「絶滅危機」の希少種も

2024.04.16
地域自然

「春の山野草展」が開かれている会場=兵庫県丹波市青垣町山垣で

兵庫県丹波市青垣町山垣の自然体験施設、青垣いきものふれあいの里で、「春の山野草展」が開かれている。花期が短いかれんな花々を入れ替えながら、約80点を展示する。5月6日まで。無料。月曜休館。

ショウジョウバカマが薄紫色と黄色の鮮やかな花を咲かせているほか、ミヤマシキミやイチリンソウは白い花を咲かせている。

希少種では共に、絶滅の危機に瀕する県レッドデータAランクで、ワインレッドの花をつけるウスバサイシン、オキナグサが咲いている。

同施設によると、暖冬だったが、展示している山野草の生育が早まるといった顕著な変化はなかったという。

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