紫色で花穂が長い「九尺フジ」の名所として知られる白毫寺(兵庫県丹波市市島町白毫寺)で24日から5月6日ごろまで、広場に咲くフジを公開する「白毫寺九尺ふじまつり」(同実行委員会主催)が開かれる。午前8時半―午後5時。コロッケや焼き栗、唐揚げなど、地元から5店舗ほどの屋台が出店する。志納金300円。
同寺の荒樋勝善住職によると、今月末ごろから見頃を迎えるという。
長さ約120メートル、幅約8メートルのL字型と、長さ約70メートル、幅約2メートルの棚があり、1メートルほどの花房が無数に垂れる光景は「紫色のシャワー」と称される。27日ごろからは午後9時までライトアップも始める。
開花時期には、舞鶴若狭自動車道、春日インターチェンジ付近から数キロの渋滞が起きるほどにぎわう。