丹波市の観光アンバサダーに就任する新木さん（ワタナベエンターテインメント提供）

兵庫県丹波市の「観光アンバサダー」に、舞台を中心に活躍する同市出身の俳優、新木宏典さん（40）＝ワタナベエンターテインメント所属＝が就任する。10万5000人ほどフォロワーがいる新木さんのインスタグラムなどで市の魅力を発信してもらい、市の認知度向上や誘客、地域消費の促進などにつなげる。5月31日、同市内で任命式を開く。

新木さんは昨年、40歳を迎えた記念に、市の魅力をふんだんに紹介したフォトブック「“新”発見　丹波ガイド」（東京ニュース通信社発行）を発売。林時彦市長を表敬訪問した際、林市長が「（新木さんに）観光大使になってほしいと望む声を市民から聞いている」と伝えたところ、就任に意欲を示していた。

市によると、特にフォトブック発売以降、“聖地巡礼”としてファンが市内を訪れる好循環が生まれているという。新木さん自身もお忍びで帰郷した際、自身の交流サイト（SNS）で市の情報を伝えたりしており、市は多くの人に市の魅力を届けられると期待している。

市の観光アンバサダーは新木さんが初めて。任期は3年間。

◆新木さんと共にPR　市が「観光サポーター」募る

丹波市出身の俳優、新木宏典さん（40）の市観光アンバサダー就任にあたり、市は新木さんと共に市の魅力を交流サイト（SNS）などで発信する「観光サポーター」を募っている。

40人を募集。居住地や年齢などは問わない。SNSでの発信を中心とし、新木さんが市内で開かれるイベントに出演する場合、サポーターにも参加の案内をする予定。

直近では、市が5月31日に市内で開く、新木さんのアンバサダー任命式に出席し、意見交換や記念撮影などに臨む。

5月12日までの応募はウェブのみ。応募多数の場合は抽選とする。抽選結果は5月17日午後3時以降に、当選者のみにメールで知らせる。