5日は二十四節気の一つ「芒種(ぼうしゅ)」。稲などの穂が出る植物の種をまく時期で、雨が多くなり始めるころとされる。
田植えが終わった兵庫県丹波篠山市の水田では、青々とした苗がぐんぐん成長。「アイガモ農法」に取り組む田もあり、たくさんのアイガモたちが、「ピイピイ、ピイピイ」と鳴き声を上げながら元気に泳ぎ回っている光景も見られる。
アイガモたちは水田の雑草や害虫を食べるほか、水をかき回すことで雑草が生えることも防ぐ。
苗の成長を手助けしてくれているアイガモたち。大きくなった後もその命を頂くことになるなど、何もかも私たちのことを支えてくれる。
だからこそ、「ありがとう」と感謝の気持ちを込め、精いっぱいその姿を愛でようと思いながら、シャッターを切った。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)