兵庫県丹波篠山市立八上小学校のグラウンドで「八上ふれあい夏祭り」が行われた。コロナ禍を挟み、5年ぶりの開催。地域団体や事業所、PTAなどがさまざまな屋台を出店し、来場者が飲食やゲーム、ステージなどを満喫した。
綿菓子やアイスクリーム、焼きそばなどの飲食のほか、射的や輪投げ、ナンバーくじ、ヨーヨー釣りなどの屋台が並んだ。舞台では、高城ギタークラブやフルートアンサンブルショコラ、篠山産業高校3年の吉松倖太さんのギター演奏のほか、民謡歌手の小林真弓さんも出演。丹波篠山デカンショ節保存会のリードで総踊りした。
1、4、7歳の子どもとヨーヨー釣りを楽しんでいた母親の峰由佳さんは「わが家は今年1回目の夏祭り。子どもは綿菓子がおいしかったよう。ヨーヨーが3つももらえてうれしそう」と話していた。
最後は菓子まきや抽選会もあり、にぎやかに幕を閉じた。主催した同実行委員会の吉松光貴委員長(八上校区まちづくり協議会地域おこし部会部長)は「5年間のブランクで準備が大変だったが、来年以降もみんなで協力してつなげていければ」と話していた。