兵庫県丹波篠山市などは、全国アマチュア映像コンテスト「第36回丹波篠山映像大賞」の作品を募集している。テーマは第24回から続く「生きる」。事前審査を通過したファイナリスト6作品が来年2月2日、四季の森生涯学習センター(同市網掛)で開かれる「丹波篠山映像祭」で公開審査され、各賞を決定する。また、短い動画作品を気軽に応募してもらおうと、「Enjoy丹波篠山♪ショートムービーアワード」の実行委員会(岩田瑞希委員長)も作品を募集している。テーマは「丹波篠山の魅力を世界に発信する映像!」。両部門の応募締め切りは11月30日。
映像大賞の作品は7分以内。アニメーション、短編映画、ショートドラマなどジャンルは不問。
応募資格はアマチュアであること。公式Webサイト(「丹波篠山映像大賞」で検索)に掲載している応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、作品データ(DVD―RかBD―R)と共に郵送する。または、同サイト内の作品応募フォームから応募する。
大賞受賞者に賞金10万円が贈られるほか、「丹波国際映画祭」(13日から開催)で招待上映される。
同市は、「コンテストは単に映像技術を評価するのではなく、『想い』や『感動』を映像で表現し、作品を観る人に共感や感動を与えられるメッセージ性の強さが評価ポイント」とし、応募を呼びかけている。
ショートムービーアワードの作品時間は30秒―1分以内。プロ、アマ問わず応募が可能(18歳未満は保護者の同意が必要)。優秀賞3作品には賞金1万円が贈られる。
丹波篠山市立中央図書館(同市西吹)でハンディカムや三脚を無料で貸し出しており、動画編集も同図書館内の視聴覚ライブラリーでサポートしている。