山南町谷川の民間分譲地 「パークサイド」 で暮らす住民らが3日、 共有地を 「恐竜芝生広場」 に整備した。 約120平方メートルの土地に芝生のシートを敷き詰め、 サイズの異なるタイヤを埋めて恐竜の背中に見立てた遊具を作るなどした。
23区画あるうち、 入居は8戸と、 空き地が目立つことから、 地域の憩いの場所を整備して入居者を増やそうと、 使われなくなった共同菜園を公園化した。
石を取り除いて土を新たに加えて平坦にしたところに芝生を敷き、 カッターで芝生シートをカットし、 すき間を埋めていった。 子どもたちも参加し、 小石を拾ったり、 シートを運ぶなどした。
今後も、 バーベキューテラスや、 塀を設けて犬を放せるようにするなど、 整備を続けていくという。
発案者の田村勝則さんは、 「肥料をまいたり草引きしたり、 これからも整備は続く。 年末には、 公園でバーベキューをしたい」 と話していた。