郷里の魅力「手帳」で発信 俳優の新木宏典さん 四季折々の観光情報紹介

2025.01.17
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丹波市の四季折々の魅力を詰め込んだスケジュール帳を出した新木さん=東京都内で(東京ニュース通信社提供)

兵庫県丹波市出身の俳優で、同市観光アンバサダーの新木宏典さん(41)が、市の四季折々の魅力を紹介するスケジュール帳を東京ニュース通信社から出した。花の見頃や旬の食材といった観光情報が、各地で撮り下ろした新木さんの写真と共に一目で分かり、ファンが旅の予定を組みやすい一冊に仕上げた。新木さんは「コンプリートが難しい丹波の魅力を、計画を立てて思う存分満喫していただけたら」と呼びかける。

大きめの手帳で、ブロック式の月間ページには「丹波見どころ・旬」という欄を設けた。花や絶景、川魚や栗、大納言小豆といった旬の食材、「織田まつり」「鬼こそ」などのイベントを月ごとに紹介。季節ごとの風景などをバックに撮影した新木さんの写真も掲載している。旅に行った時期や内容を記録できるページもある。

一昨年に発売した、新木さんが市内の観光名所などを紹介するフォトブック「〝新〟発見 丹波ガイド」に載せきれなかった観光名所や、新たにオープンした飲食店や宿泊施設などを紹介するミニガイドブックも付く。アクティビティを楽しむ新木さんの写真や感想なども載せている。

フォトブックを発売したところ、掲載された各スポットを「聖地」として巡るファンが相次ぎ、市に大きな経済効果をもたらしたことで、初代の市観光アンバサダー就任が決まった。

フォトブックの反響を受け、新木さん自身が市の魅力と考える「四季」を伝え、ファンが手に持って市内を巡ることができるスケジュール帳の制作に着手。市や市観光協会も撮影に協力した。

新木さんは「丹波市観光を楽しんでいただいた皆さま、それを喜んでくださった丹波市民がいる幸せの連鎖があっての形」と言い、ファンには「丹波市に行った感想とお勧めのスポットを書き込んでいただき、僕に送ってほしい。その情報をまとめた最高の一冊を作り、2025年を締めたい」と呼びかける。

3850円。通販サイトや道の駅「丹波おばあちゃんの里」(同市春日町七日市)などで購入できる。

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