兵庫県丹波市の道の駅「丹波おばあちゃんの里」の中庭や渡り廊下に、地元の園児が絵付けをし、「いらっしゃい」「ようこそ」と丹波市への来訪を歓迎するメッセージを書いた風鈴71個が飾られている。8月末まで。同市は7月30日、国内観測史上最高気温となる41・2度を観測した。
市外からの利用客をもてなし、風鈴の音色を聞いて「涼」を感じてもらいたい、と昨年から取り組んでいる。
同町の認定こども園「かすが森の子園」「かすが花の子園」の園児が協力し、かき氷やスイカのほか、セミ、ヒマワリなどの夏らしい絵が描かれた風鈴が出迎える。
このほど、同森の子園の園児らが自作の風鈴を見ようと同道の駅を訪れた。「風鈴あった」と、自分のを見つけて喜んだり、風鈴の音色に耳を澄ませたりした。
園児は「自分の風鈴を見つけられた。チリンチリンと鳴って涼しい感じがする」と顔をほころばせた。
同道の駅の早形敏樹副駅長(49)は「子どもたちが心を込めて作った風鈴の音色を聞いて、ドライブの疲れを癒やしてもらえたら」と話していた。



























