ブルーベリー&ジャム 丹波ブルーベリー研究会

2025.08.03
丹波市ふるさと納税返礼品

 生、冷凍、ジャムで販売しているブルーベリー=兵庫県丹波市氷上町新郷で

産地化目指し20周年へ

「丹波市をブルーベリーの産地にしたい」―。2006年に「丹波ブルーベリー研究会」を立ち上げた時からのメンバーで、会長を務める山本一さん(81)=兵庫県丹波市氷上町新郷=は、変わらぬ熱い思いを抱く。

「丹波をブルーベリーの産地にしたい」と熱く語る山本さん

収穫期を迎え、各農家は摘み取りに大忙し。8―9月には、山本さん宅の近くにある集荷場に、冷凍・ジャム用の果実が持ち込まれる。総量は1200キロほどで、1年かけて加工、出荷していく。

ジャムは添加物不使用で、甘みを抑え、粒を残して味にこだわっている。ふるさと納税返礼品の一番人気は冷凍果実で、新物が出るまでに品切れになるという。研究会が「ひょうご安心ブランド」のロゴマークを使えるのは、限定的な農薬しか使っていない証しだ。

健康食品の通販会社「わかさ生活」(本社・京都市)の後押しを受け、市内外に“丹波のブルーベリー”の認知度を高めてきた。研究会の会員数は現在45人、栽培面積は約6ヘクタール。新規就農者の支援にも力を入れており、山本さんは「来年の研究会発足20周年に向け、栽培園の“見える化”が課題。消費者に見てもらえるような大規模な園をつくりたい」と準備を進めている。

ジャム200グラム入りびん890円。


丹波ブルーベリー研究会

丹波市氷上町新郷762
tel.0795・82・0959

返礼品登録など問い合わせ

Tel.0795・72・0112
たんば商業協同組合

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