兵庫県丹波市市島町鴨庄地区の風物詩「案山子まつり」(同実行委員会主催)が、旧鴨庄小学校で開かれている。昨年までは、同町北奥の農道にかかしを並べていたが、今年は同小グラウンドで話題のキャラクターなどをイメージしたかかし52体が出迎え、来場者を楽しませている。23日まで。
地域づくりの一環として開催しており、今年で26回目。同実行委員内で「使われなくなった旧鴨庄小学校でしてみては」との声が上がり、23日に同小で開かれる「ふるさと夏まつり」もよりにぎやかになるだろうと会場を変更した。
同地区の自治会隣保や市内の施設などが、趣向を凝らしたかかしを手作りした。大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」や、備蓄米の「古古古米」にちなんだユニークな作品のほか、人気キャラクターをモデルにした作品も目立つ。
会場に投票所を設置し、良かったと思う3体に投票できる。投票の中から決まる優秀賞のほか、市長賞、観光協会長賞など全7体が同夏祭りで表彰される。
また、14、16―17日には会場でマルシェが開かれる。同実行委員会の荻野義弘委員長(71)は、「ユニークなかかしがそろっているので、たくさんの人に見に来てもらえたら」と来場を呼びかけている。




























