「処暑」の23日、まるで「金色の野」のように色づき始めた稲。間もなく本格的な収穫期を迎える=2025年8月23日午後1時10分、兵庫県丹波篠山市内で
23日は二十四節気の一つ「処暑」。暑さが和らぎ、穀物が実り始めるころとされる。
兵庫県丹波篠山市内各地では、稲が黄金色に色づき始めている。金色の野のようになった田にはトンボが飛び交い、場所によっては一足早くコンバインで刈り取る光景も見られるなど、まだまだ暑い中にあって秋の気配が感じ取れる。
価格高騰や超高温と渇水など、米を取り巻く情勢は目まぐるしいが、間もなく本格的な収穫の季節を迎える。