気象庁は25日午後7時57分、兵庫県に記録的短時間大雨情報を発表した。午後7時50分までの1時間に同県丹波篠山市付近と丹波市付近でいずれも約110ミリが降ったとみられる。同日、近畿地方では4度目の記録的短時間大雨情報となった。
記録的短時間大雨情報は、数年に1度程度しかないような短時間の大雨を観測した際などに発表されるもので、土砂災害や浸水、洪水災害の発生につながるような猛烈な雨が降っている状況を意味する。
午後7時以降、丹波篠山市内中心部の空は絶え間ないほどの稲妻が光り、雷鳴とともにたたきつけるような豪雨が続いた。JR西日本は篠山口―福知山駅の間で運転を見合わせた。
市中心部は午後8時過ぎ以降、小康状態となっている。
25日は近畿各地で豪雨が相次ぎ、京都府には午後4時47分、午後4時59分、午後5時9分と3度の記録的短時間大雨情報が発表された。






















