「丹波の味」に一新 道の駅「おば里」 地元食材のフードメニュー充実

2025.09.08
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新たにメニューに加わった「髙見牛のローストビーフ丼」=兵庫県丹波市春日町七日市で

道の駅「丹波おばあちゃんの里」(兵庫県春日町七日市)は、フードコートのメニューを一新し、5日にリニューアルオープンした。以前から口頭や交流サイト(SNS)などで「丹波らしいメニューを増やしてほしい」という声があり、これを受け、観光客が増加する秋の行楽シーズン前に踏み切った。「丹波の味」をより多くの人に認知してもらうため、丹波産の食材を使用した品を豊富に展開している。

新メニューは季節限定を含む全25品。大きく分けて定食、麺類、カレー、丼物があり、丹波ブランドの赤鶏を使用した「から揚げ定食」(1250円)、市島町で畜産業を営む高見牧場から仕入れた「高見牛のローストビーフ丼」(1780円)、春日町大路地区の手造りみそを使用した「味噌カツ丼」(1100円)=いずれも税込み=などバラエティーに富んでおり、ご飯は丹波市産コシヒカリを提供している。

同道の駅の早形敏樹副駅長(49)は「市民が市外から来た人たちを『ごはん食べに行こか』と気軽に誘い、もてなす場所になったらうれしい。利用される皆さんが楽しめる場所にしたい」と来場を呼びかけていた。

午前9時からだった営業時間を午前10時半からに変更(閉店は午後5時で変更なし)。朝食、昼食の区分をなくし、全品を開店から提供する。注文は券売機から発券し、カウンターへ提出する。支払いは現金、クレジットカードのほか、QRコード、電子マネーでの決済が可能。

 

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