兵庫県にある車いすバスケットボールチーム「伊丹スーパーフェニックス」(以下、「伊丹」)と宝塚医療大学車いすバスケットボール部がこのほど、同県丹波篠山市日置のB&G海洋センター体育館で練習試合を行った。「伊丹」に西村源さん(44)=同市=が所属していることから市内での練習試合が実現。西村さんは「車いすバスケは誰でもできるスポーツ。篠山でも普及していきたい」と話している。
スノーボードや自転車が趣味だった西村さん。18年ほど前から右足に障がいがあり、だんだんと動きづらくなっていることから、スポーツを諦めかけていたが、昨年11月に車いすバスケの試合を見てその迫力やスピードに魅せられた。「自分もやってみたい」と、今年1月に「伊丹」に入部。さらに、丹波篠山市内に小学生から参加できるクラブ「やまのいもSTICKIES(スティッキーズ)」をつくった。
車いすバスケットはパラスポーツの花形競技の一つ。障がいの有無を問わず楽しめる。今回の練習試合は同大の大学選手権出場を前にして企画され、「伊丹」は初心者中心のCチームが対戦。車輪同士が当たる迫力あるプレーを見せた。
西村さんは「スティッキーズをしっかり育てて、篠山で試合をするのが目標」と話し、メンバーを募集している。
スティッキーズの練習は月、水、金曜の午前10時―正午、同海洋センター体育館で行っている。
詳細、問い合わせは同チームインスタグラム。

























