兵庫県丹波市へ移住した作家らで構成する「素材のそ実行委員会」(三栁竜子代表)は26―28日午前11時―午後5時、山名酒造(同市市島町上田)で、丹波の作り手が集う展示・販売会「素材のそVol.2」を開く。ジュエリーや丹波布、陶芸、盆栽、螺鈿の作品展示と販売のほか、作家らが制作した酒杯で同酒蔵の日本酒を味わうことができる。
4月に開いた初回の後、これからも継続的に活動したいとの思いで同実行委員会を結成。ジュエリー店「Pierre et Okustat(ピエール エ オクスタット)」の三栁竜子さん(44)、ジンマーマン・ピエールさん(45)=同市柏原町=、丹波布作家のイラズムス千尋さん(54)=同市春日町=、陶芸家のジェイムス・イラズムスさん(同)=同=、盆栽店「BONSAI Labo」の宮里こずえさん(39)、宮里凜太郎さん(49)=同=、螺鈿作家の小島紗和子さん(44)=同市山南町=の5屋号が、蔵内のギャラリーに約10点ずつ展示し、ショップコーナーでは計150点ほどを販売予定。
同展限定のスペシャル利き酒セットも販売する。盆栽を愛でながら、同酒蔵が醸造する「奥丹波冷やおろし」など3種を、三栁さんらが制作した酒杯で堪能する。2000円(税込み)。
三栁さんは「老若男女、お酒が好きな方もそうでない方も気軽に来てもらえたら」と来場を呼びかけている。
同酒蔵の細見浩二統括部長は「丹波で活躍する作家さんの作品を見られる良い機会だと思う。おいしいお酒を飲みながら楽しんでもらえたら」と話していた。
入場無料。28日は午後4時まで。


























