兵庫県丹波市の青垣いきものふれあいの里(青垣町山垣)は11月3日まで、秋の七草をはじめとする山野草や写真を展示する「秋の里山植物展」を開いている。秋を彩る山野草に触れ、自然環境保全の大切さを学んでもらおうと、毎年行っている。
丹波地域に自生する約50種を順次入れ替えながら紹介する。現在は、県版レッドデータブックでBランクに指定されているミズトラノオ(シソ科)や、見頃を迎えているシュウカイドウ(シュウカイドウ科)、ヤマモミジ(カエデ科)を含む37種を展示。今後、秋の七草の一つフジバカマ(キク科)、ススキ(イネ科)などが見られる。同施設友の会メンバーが自宅で育てた草花も数点展示するという。
本田毅施設長は「今夏は日差しが強く、猛暑日が続いたので、草花の成長が早くなっている。夕方に行う水やりを、乾燥している日はさらに早朝にもやって管理している」と話していた。
開園は午前9時―午後5時。入園無料。

























