たき火、バーナー台などさまざまな用途に使える「ロストル360」
職人技のキャンプ道具
「ロストル360」は、長さ36センチの鉄テーブルで、キャンプのたき火台、バーナー台のほか、コーヒードリッパー、鍋敷きなどさまざまな使い方ができる。「軽くてタフ」な実用品でありつつ、細部までこだわり抜かれた、職人技の手仕事が光る。
製造元は「ラスファクトリ」。建築や土木に使われる下地金網「ラス」メーカー、建国産業のデザイン部門として、専務の山下敦司さん(49)が、2022年に立ち上げた。自分のために手作りしていた鉄のキャンプ道具を、仲間の薦めでインターネットサイトに出品してみたところ反応が良く、本格的にブランド化して売り出すことにした。建国産業の製品は高層ビルの基礎にも使用されており、「キャンプ用にしては“やり過ぎ”の素材と加工技術を使っている」とほほ笑む。
CS放送の番組で商品が紹介されたことや、SNS発信などを通じて知名度が上がり、今年は国内だけでなく、韓国の展示会にも出展した。映像編集なども自ら行っている山下さんは「楽しくて面白いモノ、コトを創造できる会社を目指したい」と構想を描いている。
「ロストル360 スタンダードモデル」1台9900円。
建国産業㈱ラスファクトリ
丹波市氷上町氷上722
☎0795・82・3119
返礼品登録など問い合わせ
Tel.0795・72・0112
たんば商業協同組合



























