丹波栗のくりーむパン 八天堂が商品化 ペースト使いフードロスにも

2025.10.03
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八天堂の「丹波栗くりーむパン」(提供)

冷やして食べるクリームパンで知られる八天堂(広島県三原市、森光隆雅社長)が、栗の生産、加工、販売を手がける「こうはた」(兵庫県丹波市氷上町石生、幸畑孫社長)の丹波栗ペーストを使った「丹波栗くりーむパン」を商品化し、実店舗とオンラインショップで販売している。

八天堂自慢のカスタードに栗の風味を加えた特製クリームを入れ、さらにその中心に丹波栗クリームを入れている。実店舗は1個450円(税込み)、オンラインショップは3個1400円(税込み、送料別)。

八天堂が、マイナビ(東京都千代田区)が運営する農業総合情報サイト「マイナビ農業」と、レストランなどを運営する「Plan・Do・See」(同港区)と協力し、フードロスや持続可能な農業支援を行うプロジェクトの第1弾商品。

同社の丹波栗ペーストは、生栗や焼き栗で売れない傷や虫食いのあるB品を、傷んだ部分を取り除き加工したもの。

幸畑社長(40)は「値段が付きにくいB品栗を良い値段で買っている。ペーストを使ってもらえることで、生産者も潤う」と喜んでいる。

 

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