兵庫県丹波篠山市内各地でヒガンバナが咲き誇っている。涼しくなり、秋の気配が広がる中、道端の花からも季節の移ろいを感じることができる。
名の通り、秋の彼岸ごろに咲くことから秋の季語。球根には毒があり、モグラ除けなどとして田畑のあぜに植えられていることが多い。
中には数十メートルにわたって、あぜに真っ赤な〝秋色のライン〟をつくり出している場所もあり、カメラマンや観光客が撮影を楽しんでいる姿もみられる。
枯れかけている花もあり、見ごろは折り返しを迎えている。ヒガンバナの赤が見れなくなるころには、さらに秋が深まり、冬の足音が聞こえ始める。


























