兵庫県丹波市内や海外のアーティスト計5人が出展するデジタルデザインの作品展「DD展『丹波芸術5人展』」が2―15日、同市氷上町石生の「iso乃家」で開かれる。丹波・タンボフ交流協会(河津雅人代表)が主催し、今年6月に続く作品展。日常生活に溶け込む「デザイン」と、アート制作で一般的になっている技法「デジタル」の2要素から作品に触れ、よりアートに親しみを持ってほしいと企画した。
6月のDD展でも出展した、いずれも同市在住のアーティスト、いけがみのりえさん(イラストレーター)、HIROさん(デジタル画家)、ツダマリさん(グラフィックデザイナー)、鈴木大助さん(同)に加え、ウクライナ出身でポーランド在住の若手デザイナー、カテリーナ・コシュマンさん(30)が初めて作品を並べる。
コシュマンさんは、主に欧州に顧客を抱え、花や動物、建物など、あらゆるもののイラストやロゴを制作している。ウクライナ語などの通訳・翻訳者として活躍する河津さん(39)が勤務する会社の部署「スラブ世界研究所」の日本語教室を受講し、河津さんが教えていた。
河津さんは「日常の中にアートがあることを再認識してもらえれば」と来場を呼び掛けている。
午前10時―午後4時。4、10日は休館。入場無料だが、オープニングセレモニー(2日午前10時―)や出展アーティストによるギャラリートーク(8日・15日、両日午後1時―)がある時間帯は一律1000円。



























