飛びながら 冬鳥「ツグミ」がフライングゲット キンキンに冷えた柿が「朝ごはん」

2025.12.19
注目

飛翔しながら柿の実をついばむ冬鳥「ツグミ」。朝ごはんを〝フライングゲット〟だ=2025年12月19日午前8時16分、兵庫県丹波篠山市内で

最低気温マイナス3度となった19日の兵庫県丹波篠山市。凍てつく空気の中、まちを歩くと、冬鳥「ツグミ」が柿の実をついばんでいる。キンキンに冷えた旬の味覚を満喫する姿も、冬の風物詩の一つだ。

全長約24センチ。夏季にシベリア方面で繁殖し、秋から冬にかけて全国各地に飛来する。

ある柿の木には5羽のツグミが飛来。実の近くにある枝に陣取って、モグモグと味わうツグミもいれば、ぶら下がった実に向かって飛翔しながらついばむツグミも。

「無理してそんなところを狙わなくても」と苦笑しつつ、見事なフライングゲットを披露してくれる姿に見ほれる。

これからさらに寒さは厳しくなっていく。「いっぱい食べて、冬を乗り切って」とエールを送りつつ、「散らかさないように」と釘も刺しておいた。

目指せ!柿の実!

【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)

関連記事