最低気温マイナス3度となった19日の兵庫県丹波篠山市。凍てつく空気の中、まちを歩くと、冬鳥「ツグミ」が柿の実をついばんでいる。キンキンに冷えた旬の味覚を満喫する姿も、冬の風物詩の一つだ。
全長約24センチ。夏季にシベリア方面で繁殖し、秋から冬にかけて全国各地に飛来する。
ある柿の木には5羽のツグミが飛来。実の近くにある枝に陣取って、モグモグと味わうツグミもいれば、ぶら下がった実に向かって飛翔しながらついばむツグミも。
「無理してそんなところを狙わなくても」と苦笑しつつ、見事なフライングゲットを披露してくれる姿に見ほれる。
これからさらに寒さは厳しくなっていく。「いっぱい食べて、冬を乗り切って」とエールを送りつつ、「散らかさないように」と釘も刺しておいた。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)




























