兵庫県丹波篠山市北のジャム製造業「グリーンウッドファクトリー」が、同県立篠山産業高校農と食科が栽培した規格外ブドウを使ったジャム作り体験を企画しようとこのほど、同社の体験工房でお試し体験会を開いた。今秋、ジャム作り体験のメニューに加える予定。
体験工房では、丹波篠山産のイチゴやブルーベリーを使ってジャム作り体験を行っている。同社は、毎年9月上旬に一般販売している同校のブドウに規格外が1―2割あることに着目した。
同校は毎年、5種類のブドウ約1500キロを収穫。うち規格外品は、10年ほど前の大雪の影響でブドウの生産量が落ちた同県立氷上高校のジャム作りにほとんどを譲り、残る60キロほどを産業高の生徒がジャムにして文化祭や学外のイベントで販売してきた。最近は、氷上高の生産量が回復傾向にあることから、同社の体験用に確保することにした。
お試し体験会の参加者を同社公式LINEで募集し、9人が参加。同社総務部の松原慶明さんの指導で3種類のブドウを使ってジャムを作った。アンケートを取ったところ好評で、今秋の実施に手応えを感じていた。
産業高の一田創教諭は「今年3月には1年生が体験工房でジャム作りを体験し、食品加工の現場を体験できるのも貴重な機会」と話している。
また、同社は売り上げの一部を寄付する赤い羽根共同募金「募金百貨店プロジェクト」に加わり、1―3月、ジャム作り体験参加費(1000円)と工場内アンテナショップでのジャム販売額の合計の1%を寄付する。



























