給食食材 中国産を国産と偽る

2008.03.13
ニュース

 食品会社 「エポック・ヴァーグナー」 (丹波市山南町谷川、 清水昭景社長) が、 中国産の竹の子の水煮など3品を 「国内産」 と偽って同市山南地域の幼・小・中学校 (約1400食) の給食用に納入していたことが分かった。 同社の清水社長は 「給食を食べている子どもたち、 保護者、 関係者に深くお詫びする」 と謝罪した。 市教育委員会は同社からの納入を中止。 「信頼している地元業者の産地偽装は裏切り行為だ」 として丹波署に被害届を出し、 賠償請求も検討している。
 同社や市教委によると、 産地を偽っていたのは、 竹の子の水煮、 乾燥シイタケ、 ひじきの3品目。 同社が給食食材を扱い始めた2005年5月から今年1月までに、 いずれも中国産の竹の子の水煮約251キロ、 乾燥シイタケ約23キロ、 ひじき約4・5キロを納入した。

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