丹波市が環境啓発の小冊子を作成

2008.04.29
ニュース

 環境問題に関心をもってもらおうと、 丹波市は市民、 児童、 事業所をそれぞれ対象とする環境啓発資料を作成している。 リーフレットの市民編は、 全戸配布する。 児童編は冊子にし、 市内4、 5年生に配布し学習に役立ててもらう。 事業所編は、 市のホームページにデータをアップする。 市民編は今月配布、 児童編と事業所編は5月に完成する。
 市民編は 「たんばエコライフガイド」 (A4判、 8ページ)。 家庭での環境保全への取り組みを記している。 市民の環境配慮指針として 「買い物」 「ごみ処理」 「電気・水・ガス」 「外出」 の4ケースについて、 「ごみの排出が少ない買い物に努める」 「リサイクルに協力する」 など、 求める行動を掲載。
 このほか、 二酸化炭素を削減し光熱水費を節約する方法と、 得られる効果を具体例をあげ紹介。 各種助成も一覧にまとめている。
 児童編 (A4判、 30ページ予定) では、 丹波市は加古川と由良川の源流域にあることや 「水分れ」 の紹介を通し、 市内の水事情を説明。 1人1日あたりの使用量は290リットル、 源水は、 90%以上が地下水などと、 市独自のデータを掲載する。 下水道のしくみや、 子どもにもできる 「エコライフ」 も紹介する。
 事業所編 (A4判、 21ページ予定) では、 法規制、 県の融資制度の紹介、 物品購入やエネルギーを使う際の環境配慮指針、 環境苦情事例とその対応などを掲載する。

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