環境問題に関心をもってもらおうと、 丹波市は市民、 児童、 事業所をそれぞれ対象とする環境啓発資料を作成している。 リーフレットの市民編は、 全戸配布する。 児童編は冊子にし、 市内4、 5年生に配布し学習に役立ててもらう。 事業所編は、 市のホームページにデータをアップする。 市民編は今月配布、 児童編と事業所編は5月に完成する。
市民編は 「たんばエコライフガイド」 (A4判、 8ページ)。 家庭での環境保全への取り組みを記している。 市民の環境配慮指針として 「買い物」 「ごみ処理」 「電気・水・ガス」 「外出」 の4ケースについて、 「ごみの排出が少ない買い物に努める」 「リサイクルに協力する」 など、 求める行動を掲載。
このほか、 二酸化炭素を削減し光熱水費を節約する方法と、 得られる効果を具体例をあげ紹介。 各種助成も一覧にまとめている。
児童編 (A4判、 30ページ予定) では、 丹波市は加古川と由良川の源流域にあることや 「水分れ」 の紹介を通し、 市内の水事情を説明。 1人1日あたりの使用量は290リットル、 源水は、 90%以上が地下水などと、 市独自のデータを掲載する。 下水道のしくみや、 子どもにもできる 「エコライフ」 も紹介する。
事業所編 (A4判、 21ページ予定) では、 法規制、 県の融資制度の紹介、 物品購入やエネルギーを使う際の環境配慮指針、 環境苦情事例とその対応などを掲載する。