丹波市商工会 (村上康充会長) は、 市に市内商工業支援を求めようと20日、 辻重五郎市長と山本忠利議長と面談する。 その際に提出する予定の要望書に反映させようと、 会員約30事業所を対象に、 景況調査を始めた。 売り上げが増えているか減っているかや、 その原因などを聞き取り、 商工業者の実態を報告する。
調査は、 社員数が10人以下の小規模事業所と社員20―30人の会社を半数ずつ行う。
同商工会によると、 2007と08年の4月1日時点の比較では、 128事業所が脱会、 今年度も4―7月末までの4カ月で68社が脱会と、 会員の減少が著しい。 今年度の場合、 商工会は脱会するものの事業を継続する所は1割程度で、 廃業が9割近くを占めるなど、 後継者難と不景気があいまって、 小規模事業所の廃業が増えているという。 8月1日時点の会員数は、 2265。 昨年11月1日の合併時より108の減。
同商工会は、 「市内事業所に仕事が回るような施策をお願いする」 と話している。