丹波市商工会が商工業支援を要望

2008.08.15
ニュース

 丹波市商工会 (村上康充会長) は、 市に市内商工業支援を求めようと20日、 辻重五郎市長と山本忠利議長と面談する。 その際に提出する予定の要望書に反映させようと、 会員約30事業所を対象に、 景況調査を始めた。 売り上げが増えているか減っているかや、 その原因などを聞き取り、 商工業者の実態を報告する。
 調査は、 社員数が10人以下の小規模事業所と社員20―30人の会社を半数ずつ行う。
 同商工会によると、 2007と08年の4月1日時点の比較では、 128事業所が脱会、 今年度も4―7月末までの4カ月で68社が脱会と、 会員の減少が著しい。 今年度の場合、 商工会は脱会するものの事業を継続する所は1割程度で、 廃業が9割近くを占めるなど、 後継者難と不景気があいまって、 小規模事業所の廃業が増えているという。 8月1日時点の会員数は、 2265。 昨年11月1日の合併時より108の減。
 同商工会は、 「市内事業所に仕事が回るような施策をお願いする」 と話している。

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