篠山市は、 21日に開かれた市議会行財政改革調査特別委員会で、 来月にまとめる 「篠山再生計画 (行財政改革編)」 の修正素案を報告した。 「自習コーナーにする」 としていた市民センター図書コーナーは、 ボランティアを募って存続させる方針に転換した。 また公民館は、 丹南公民館を拠点とした中央公民館方式案から、 丹南公民館を中央館、 城東公民館を分館とした2館体制に変更する。 また▽支所▽隣保館▽診療所▽西紀運動公園▽さぎそうホール―の各施設の運営見直しなど6項目については 「現在も検討中」 とした。 酒井隆明市長は、 28日に開かれる議員全員協議会までに詰めたいとしている。
市民センター図書コーナーは、 存続するが市職員は置かない。 市民ボランティアを公募して書架の整理などを依頼し、 貸出しは中央図書館にある自動貸出し機を移設して利用者自身で行ってもらう案。 図書コーナーの郷土資料は中央図書館へ移す。 また中央図書館のITサロンは、 利用料を徴収し、 ボランティアを募って運営する。
また、 2010年度に休館としていた酒造記念館 (東新町) は、 管理費用を丹波杜氏組合とシルバー人材センターが負担することで存続できるのではとの考えを示した。
再生計画は来月10日ごろにまとめ、 21日に正式発表する予定。