丹波市が計画を進めている認定こども園に保護者の意見を反映してもらおうと、 氷上町5保育園の保護者らでつくる氷上町保育協会保護者会 (田中香住会長) は28日午後7時半から、 氷上公民館 (氷上町成松) で 「丹波市の認定こども園を考える」 と題した会を開く。 現在、 市内各保育園の保護者らに参加を呼びかけている。 保護者の視点で、 計画について話し合い、 内容をまとめたものを要望書として辻重五郎市長に提出する予定。
同会は、 認定こども園について、 ▽幼稚園がなくなることで、 今いる幼稚園教諭や保育士のキャリアが生かされない▽待機児童が増えるのでは▽小学校との連携が難しくなる▽教諭の大幅な入れ替えで、 新しい教諭ばかりになるのが不安―などの課題があると認識。 こども園ができるころには、 大半の保護者が直接かかわることはないが、 「10年、 20年先の将来のために」 と、 会議を計画した。