女子硬式野球のすそ野を広げようと、 女子野球チーム代表者らが集まり 「関西女子硬式野球連盟」 を発足させる計画が進んでいる。 来春からスポーツピアいちじま (市島町中竹田) をメーン会場にリーグ戦 「なでしこリーグ」 の開催を予定しており、 女子球児の活躍の場がまた一つ増える。
計画では、 来年2月ごろに連盟を結成。 女子チーム 「丹波ガールズ」 の堀秀政総監督らが中心となり、 兵庫、 大阪、 三重、 徳島、 岡山、 九州など、 西日本の女子チームに参加を呼びかけている。
同リーグは、 4月ごろに開幕し、 1チームにつき、 年間20試合程度を行う予定。 女子硬式野球の底辺拡大とともに、 「やまとなでしこらしい心」 の育成を目的とすることから 「なでしこリーグ」 とした。
関東では、 女子野球のリーグ戦 「ヴィーナスリーグ」 があるが、 関西にはリーグ戦がなく、 女子球児の活躍の場を増やそうと計画した。
堀総監督は、 「関西では女子の大会が少ない。 活躍の場を増やすことで、 さらに女子硬式野球にも注目が集まるのでは」 と話している。