丹波市議会は28日の臨時議会で、 職員の不祥事に関連し、 特別職の12月分の給与を減額する条例改正を行った。 辻重五郎市長と木村壽彦教育長は10%、 吉住康之副市長は5%減額する。
辻市長と吉住副市長は、 建設課職員の酒気帯び運転に、 木村教育長は、 公民館職員の公金横領にそれぞれ伴うもの。 市長、 副市長の処分は全会一致で可決。 木村教育長の処分は、 藤本正巳議員 (市政研究会) が、 「混乱を招くと公表時期を遅らせた責任がプラスアルファされていない」 と反対討論。 清政会の一部も反対し、 きん差で可決された。
また、 教育長の処分が、 部下の社会教育部長ら (10%減給を2カ月) より軽くなっていることの整合性を尋ねられた渡邉秀樹市教育委員長は、 「直上の監督者の責任が最も重くなる。 上になっていくほど軽くなっていく」 との認識を示した。